ナツノート

映画や本の感想

【映画感想】ハンターキラー 潜航せよ

 

 任務、そして信念を全うする男たちのドラマをみよ!カツ丼特盛!

 

軍事もの、話についてけるかなーと心配だったのですが、杞憂でした。

イケオジ好きなら最後まで楽しめます。

 

戦争をしたいロシアの国防大臣がクーデターを起こし、大統領を監禁し、その権限を悪用。このままだと米露戦争になってしまうので、特殊部隊シールズが大統領を救出、潜水艦ハンターキラーが迎えにいって、モスクワまで送り届ける、というお話です。

 

萌えポイントその①。

【グラス艦長と船員たちとアンドロポフ艦長】

叩き上げのグラス艦長のたのもしいこと。有能で胆力があり高潔。安心して見てられる主人公でした。副長がお行儀の良い育ちをうかがわせているのと好対照でかわいい。

ロシアの潜水艦から救出されたアンドロポフ艦長の謹厳なたたずまいも素敵でした。

初めのうちはブリッジで居心地悪そうにしてるんだけど、次第に歴戦の艦長らしくアドバイザーをつとめるようになるあたり、ぐっときます。

最後のニコッにはやられましたなーーー。

この人たち、仮にこの先交戦することがあれば、遠慮なく戦火を交えるのだろうと思うと尊みがこみあげてきますね。

 

萌えポイントその②。

【シールズと大統領のSPと大統領】

は〜〜〜〜隊長素敵ィ〜〜〜〜。

私、この作品でトビー・スティーブンスさんを覚えました。

隊長、荒くれ者に見えて、めちゃ面倒見いいじゃないですか…

新入りがちゃんとパラシュートで降りれてるか、見てるあたり気配りが細かい!

新米の最後の活躍にもしびれましたね〜〜〜。かっこいいぞ!

それから大統領のSPがスーツで銃撃戦に参加する展開、かっこいいの極みですね。

救出された大統領も、普通に銃撃に参加して戦力になるわ、壁は降りるわで、ほんと出てくる人がみんな強い。

見ていてノンストレス、痛快な作品でした。

潜水艦の知識もちょっと増えた。魚雷は撃ってからも動かせるとか。(初歩すぎる)

潜入中、天井に潜む忍者に「曲者!」と槍を突き立ててみる、みたいなシーンの洋物版があったのが何気におかしかったですね。

本国での興行は振るわなかったみたいだけど、日本人の琴線には触れまくりでしたよー。