【ドラマ感想】ハンニバル S1 1-3
おっもしろかった…早くも今年度トップに踊り出るおもしろさ。
気のそれやすいことには自信がある私ですが、集中がほぼまったく切れずに視聴できました。
「羊たちの沈黙」でアンソニー・ホプキンスが演じた食人鬼ハンニバル・レクター博士のもうちょい若い頃、ということでいいのかしら?(調べろ)
…(調べた)wikiを見る限りでは、時代、生い立ちからして違う世界線のレクター博士みたいですね。
さて、本作の概要です。
プロファイリングに長けたFBI捜査官、ウィル・グレアム。
彼は事件現場に残された証拠をもとに、事件当時の様子をまるで巻き戻すように脳内で再現できるすさまじい共感能力を持っています。
しかし、それは彼の自閉症傾向と背中合わせの能力で、現場で捜査に携わるにはちょっと精神的に不安定で危なっかしい。
それを押してでも彼の能力を使いたい行動分析課長ジャック・クロフォードは、メンタルサポートを受けさせながら、ウィルに連続誘拐事件の捜査に加わってもらうことにしたのですが、サポート役の精神科医がマッツ・ミケルセン演じるレクター博士。…人選!
視聴者にはレクター博士がカニバリストなのがわかっているので、お食事シーンになるたびに「その肉何?!食べて大丈夫なやつ???」ってなるわけですよ…。おしゃれタッパーに詰めてウィルにデリバリーするのやめてや…
一緒に視聴した友人とフード理論の話になりました。
レクター博士の食べ方は綺麗で、食を楽しんでいるように見える。
フード理論に基づくと、食べることや食物を大切にしているキャラクターは、物語の中で善の役割を担うはずだけど…?
うまく説明できないけど、レクター博士の食べ方は「綺麗な捕食」で、人間の生命力の現れとしての食欲描写ではないからかな…?などと考えました。とにかくうすら気持ち悪いのよ…
あと、ウィルを清潔で大きなタオルケットでくるんで、犬たちが入れ替わり立ち代りやってくるウッドデッキに座らせて、穏やかな午後をすごさせてあげたい。
続きが楽しみです。