ナツノート

映画や本の感想

【映画感想】グッドナイト・マミー

 

グッドナイト・マミー(字幕版)
 

 かわいい双子のエモいPVとメンタルグロを交互に浴びせかけられる地獄の温冷浴。

 

後半「無理無理無理ィ!!」とわめきながら顔を手で覆っておりました。

下調べをせずに観た私がいけない…

 

山の中のオシャレ一軒家で暮らす双子の少年たち。

整形手術を終えた母が、包帯グルグルの顔で帰ってくるのですが、どうも冷たくて以前と違う。ひょっとして、この人はママじゃないのでは…?というお話し。

「観てみよっかな」と思った人のために書いておきますね。

見る人を選ぶサイコスリラーです。

虫がダメな人はダメです。猫がかわいそうなことになるのがダメな人もダメです。拷問がダメな人もダメです。謎がなんだかスッキリしないで終わるのがダメな人もダメです。ダメがゲシュタルト崩壊しそう。

 

監督の性癖で殴るパンチ力は存分に伝わりました。ノックアウトです。

並んでるだけで絵になる双子の美少年。

お風呂でキャッキャする双子。近未来っぽい透明なゆり椅子に座る双子。殴り合いの喧嘩をして、白い肌に一筋鼻血を垂らす双子。色画用紙で作ったお面でその可愛らしい顔を覆い隠した姿の不気味さ。

 

わかる!それがエモなのはめっちゃわかるよ!!

ちょい役の教会の雑用係が陰鬱な長身の青年なとことか、世界観がすごい行き届いてる!

でも拷問は無理でしたああああ…うえええええん…

お母さんがベッドで煎餅食ってたとこだけが癒し…かな…ぼり、ぼり…

 

これを読んでイケそう!って思う方はみてみてください…

映像美とかわいい双子を堪能できることだけはおやくそくします…