【映画感想】シェフ 三ツ星フードトラック始めました
飯テロ映画。夜中に見るのは危険だ!
自分の思い通りのメニューを作りたい主人公カールと、定番料理を作って欲しいオーナーは以前から対立している模様。
そんな中、辛口料理ブロガーにカールがツイッターで噛み付いて炎上、ついには店でひと騒動起こり、カールは店をクビになってしまいます。
カールがリプをメールみたいなもの(非公開)だと思ってるあたり、やべえええ息子ちゃんもうちょい細かく教えてやって!!でも10歳デジタルネイティブだもんな、SNS慣れしてない父ちゃんがわかんないことがわかんないよな!ってなる一幕です。
随所で使われている、ツイートすると青い鳥がピヨョってとんでくグラフィックがかわいらしい。カールをどんぞこに落としたSNSだけど、後半にはその良き面を象徴している幸せの青い鳥のみたいに見えてきます。
序盤のカールの振る舞いからは、厨房の世界はシェフが絶対的な権力を持つらしい、ということが伺い見えます。
そしてそれを息子にも適用しようとしてしまうシーンは、息子は部下じゃないんだぞ、とハラハラ。
でもちゃんと気づいて軌道修正できたカール。えらい。
その後の、パーシーがサンドを焦がしてしまった時の対応もとってもよかった。
主人公の助手兼親友のマーティンがまたいいやつで。
なんか風貌が整ったねずみ男っぽくて、このお調子者、スーシェフになったからもうカールのことはお見限りなんだろ…って思ってたら、あの展開!アミーゴー!
おっさん二人とちびっこのトラック旅は、見ててほのぼのしました。
そして突然出て来る嫁の元夫、謎のロバートダウニーJr.。
主人公自体嫁の元夫である上に、どこかで見たことのある顔の濃いイケオジがエキセントリックな経営者キャラで出てくるもんだから、情報過多で混乱。
どういう位置付けの一幕なんだ??ってなりますが、事情を知って納得。
監督がアイアンマンの監督なんだそうです。なるほど。