【映画感想】ビリー・エリオット ミュージカルライブ ~リトル・ダンサー
佐野SAのニュースを見て、リトルダンサーを見たくなりました。
しかし、リトルダンサーはどこにも配信がないため、ミュージカルを見ることに。
ビリー役の子がすごい。
踊りっぱなしでは?常人なら死ぬでは??って思うくらい舞台を駆け回り、感情を表現し、ピルエットで回りまくる。
「ビリー」がスペシャルボーイなように、この役に選ばれてやりとげる彼もまた選ばれし者なのだなあと思いました。
映画版のラスト、成長したビリーをアダム・クーパーが演じる流れがめちゃくちゃ好きなのですが、ミュージカル版ではそのオチはなし。
かわりにビリーの父に見られる踊りが、思い描く未来の自分(大人ダンサー)とビリーの踊りになってたのがエモでした。じーんときちゃった。
しかし、見ようときめてから、次々に関連するニュースが聞こえてきたのが面白かったです。ロケットマン公開とか(映画版のビリー役の方が出演されてたり、このミュージカルの音楽を手がけてたのがエルトン・ジョンだったり)、イギリスのジョージ王子がバレエのレッスンを受けてることをキャスターが揶揄して炎上など。
ビリーのお父さんが、オーディション中待ってる時に遭遇した男性バレリーナの股間が気になって仕方ないエピソード、男性バレリーナのステロタイプなイメージがあれなんだろうなあと思います。気持ちはわかる。
ミュージカルの最後に収録されている歴代ビリーたちのダンス、めちゃくちゃかっこよかった。こういうダンスを見たら、きっとイメージが変わるんじゃないかな。