【映画感想】ラウンダーズ
オレオおじさんのキャラがめちゃ強い。さすマルコヴィッチ。
この映画を見ようと思ったのは、お仕着せを着たディーラーや危険な香りのギャンブラーが集うハイソなカジノのイラストが描きたくて、参考にしたかったからだったのですが…そういう意味ではあんまり参考にならんかった!
ラスボスのオレオおじさんからしてジャージなんだもの!主人公マイクは苦学生だから綺麗目ニットだし。
しかし世の中(ていうかアメリカ)には色んな賭場があるんだなあ。
ギャンブルっていうといわゆるラスベガス的なキラキラしたとこが思い浮かぶんだけど、この映画に出てくる賭場はアングラなとこが多かった。
固定の施設っていうよりは「どこそこに賭場が立つ」みたいな感じ…?
知らないだけで、日本でも野球とか相撲とか、色々あるんだろうな。
私は臆病な小市民なので、マイクのような生き方は怖くてとても無理。
苦学生でも教授に目をかけられてる法学生の立場を捨てるとか勿体なさすぎる。
と同時に、教授が語った「神がいない」という感覚もわかる。法学生や配達してるマイクは、どこか居心地の悪そうな雰囲気をしていた。マイクは生まれついてのラウンダーズで、他の生き方は選べなかったんだと思う。そういう人もいる。
教授とのエピソードがとても好き。先生〜。
良き人生の師匠に出会う話、マット・デイモン好きなのかな。
グッドウィルハンティング思い出した。
あの彼女もめっちゃいい女だったなー。
マイクのことを好きだけど、情に流されたり、言ってることを鵜呑みにしたりしない。
最後にマイクが教授に返す金を託しに来た時の態度もかっこよかった。